映画公開から何年経っても、人々の心に残りカルト的人気を誇るアイコン。
ファッションのアイコンとなりいまだに最先端のおしゃれな人物として語り継がれたり、ただのヴィランだったのに数年たってスピンオフが続々と制作されたり、演じた俳優を一気にスターダムに押し上げたりと映画界にはアイコンにまつわる様々な逸話があります。
今回はそんなアイコンが登場する映画を3選紹介します。
中毒性カリスマ性のあるアイコンが登場する映画【レオン】
1994年に映画が公開されてから、26年経つにも関わらずカルト的人気を誇るレオン。
そんな年数が経っても愛される映画に登場する印象的な二人のキャラクターを紹介します。
現代のファッションアイコンとなったマチルダ
映画に登場するマチルダは12歳の少女です。主人公のレオンが住むアパートの同じ階に住む一家の娘です。
ひょんな事から主人公レオンと同居生活をする事になります。
マチルダを演じたのは、当時子役となったばかりのナタリー・ポートマン。
マチルダを演じた当時、ナタリーはわずか13歳。その演技は世界中から絶賛され、鮮烈なデビューを果たしました。
そんな彼女も、今ではその実力と知性美で世界的な女優に。
スターウォーズやマイティソーなど有名映画にも出演しています。
2010年の『ブラック・スワン』では次第に精神的に崩壊していくバレリーナを体当たりで演じ、アカデミー主演女優賞を受賞しました。子役から大成した女優として、エマ・ワトソンをはじめ多くの女優に影響を与えている女性でもあります。
マチルダは世の女性やファッション界にも影響を与えています。
ひとつのジャンルというくらいマチルダはファッションアイコンとしても愛されています。
現在日本ではマチルダボブという髪形が存在しています。
映画レオンは観たことがなくてもマチルダの存在を知ってる人もいるんじゃないでしょうか?
スタンスフィールドとは
映画レオンがファッションムービーとしてではなく映画として高い評価と人気を得ているのはこのゲイリーオールドマン演じるスタンスフィールドというキャラクターがいるからなのは間違いないと思います。
最恐と悪名高いこのキャラクター2時間13分の映画の中でたった16分57秒しかスクリーンに登場していないそうです。
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中毒性カリスマ性のあるアイコンが登場する映画【Kick-ass】
スーパーヒーロー映画が全盛の2010年、コメディタッチでB級感のあるスーパーヒーロー物であるキック・アスが大ヒットしました。
キック・アスが大ヒットした理由としては、主人公を助けるヒットガールというスーパー暗殺術を仕込まれている少女が強烈なインパクトを残した事も影響しています。
鮮やかすぎる殺人術を披露した後に、素顔はとっても可愛い女の子という最強のギャップがあるキャラクターです。
ヒットガール/ミンディーを演じたのはクロエグレースモレッツです。
この役を演じた事により飛躍し、今では大人気のセレブ女優に仲間入りしました。
当時クロエは10歳頃から撮影に入りました。
この役を演じるにあたり、マーシャルアーツ、ガンアクションなどの過激なアクションシーンの9割を自分自身で演じ、撮影前に7か月の訓練を行いました。
映画としては、少女が鮮やかな殺人をすることにより道徳的に批判的な意見もありましたが、彼女の演技だけは魅力的だったというレビューもあります。
それだけ、クロエの演技およびアクションが素晴らしくそしてとにかく可愛い。。
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中毒性カリスマ性のあるアイコンが登場する映画【ダークナイト】
映画『ダークナイト』の異常性は、バットマンの3部作でありながらタイトルから【バットマン】の文字が外れている事からもわかりますが、
単純なヒーロー映画とは明らかに一線を画しています。
映画JOKERの大ヒットからもわかるように世界で最も人々から注目を集め、崇拝され楽しみにされている悪役がジョーカーなのです。
ジョーカーというヴィランが世界中でそして日本でも注目されるようになった事、そして広く愛されるようになったのもこの作品『ダークナイト』に起因しています。
映画『JOKER』の大ヒットも映画『ダークナイト』のジョーカーが愛されたためという見方もあります。
そんな伝説的なジョーカーを演じたのがヒース・レジャーという俳優です。
彼はジョーカーの伝説的な怪演をした後『ダークナイト』の公開を待たずして、28歳という若さでこの世を去ってしまいました。
死因は、睡眠薬の過剰摂取と言われていますが、ジョーカー役に入り込み過ぎたことも原因の一つと言われています。
ヒース・レジャーはジョーカーの役作りに専念し、6週間ロンドンのホテルに閉じこもり役作りをしています。
ジョーカーのように思考し、「サイコパスは話し相手がいない」と考え、外部との連絡を断ち役柄にのめり込んでいます。そして、精神異常者のマインドを理解するために専門書を読みあさりました。
「ジョーカーならこうするだろう」と考え、監督クリストファー・ノーランに自ら演出を提案。
ジョーカーは自分でメイクをしていると考えたヒースは、実際に自分の手でメイクをしています。
下の写真でもわかるように、手にメイクの跡が残ってる。
ジョーカーの思考を考え、ジョーカーのように振る舞い役作りをしています。
彼は役柄にのめり込むが故に不眠症に陥り、睡眠薬を摂取しないと寝れない体になり、薬の併用摂取がもたらす薬物中毒による事故死でこの世を去りました。
ジョーカーが単にバットマンの敵役という枠を超え、世界で最も注目され有名なヴィランとして愛されるようになったのは、ヒースレジャーの圧倒的な役作りと演技力も影響しています。
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